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高校は電子機械専攻でしたが、中に熱処理の科目も。こんな技術もあるんだな…と頭にインプットされていたんです。机にかじりつきの仕事は向かない。営業マンもダメだろう。もともと技術者として身体を動かす仕事が希望だったので、給料や資本金、福利厚生などの“安定材料”もしっかり吟味して、桜井興産に入社を決めました。
最初の半年くらいは苦労しましたよ。右も左もわからないし、真夏の作業では倒れそうになりました(笑)。「もう無理だ…」。そう考えたことも1度や2度じゃない。けれど仕事が身についてくるに従い、不思議と楽しくなってくる。ひとりで任されるようになると、責任感も手伝ってそれまでにないやり甲斐が沸いてきます。エキスパートをめざすなら、1年や2年で挫折してる場合じゃないんですね。
工程で一番気を遣うのは焼戻しかな。命令書通りの硬度に仕上げる最後の砦で、一人ひとりの技量が試されます。仕事には全力投球して、オフは職場のみんなと盛り上がる。メリハリある今の生活、なかなか充実してますよ。 |
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